院長ブログ

2016.01.06更新

最近だいぶ医学番組が充実し、啓蒙が進んでいるなと感心しています。専門外の領域であれば私でさえ「へぇ~」と勉強になるぐらいです。健康に関心のある患者さんはだいぶ勉強し、来院し質問してきますのでこちらも気合を入れて勉強しないといけないと身が引き締まります。ところで医学番組の中でも2つ傾向があるんだなと思いました。一つ目は純粋に病気に対する知識を啓蒙しようとする番組。こちらは有名な先生を招いて、日常見逃しがちな症状に重大な病気が潜んでいることを皆さんに知らせようとするものです。このような番組は私にとっても非常に勉強になるので時間があった時には見るようにしています。ただだいぶネタが切れてきたのか、比較的まれな病気に関して取り入れている印象があるので時には「これは必要あるのかな?」と疑問に思うことがあります。でもそれはそれでいいです。問題はもう一つの傾向です。こちらは病気というよりは難病に立ち向かい克服したような感動を伝える番組です。番組の性質上やむを得ないところがあると思いますが専門の循環器領域で有りますのでその領域で一つ例を出したいと思います。ある女の子が重い先天性心疾患で苦しんでいました。このままだと死んでしまうかもしれません。残された治療は心移植しかない。しかし移植の手術は非常に難しい。医師はそれを両親に伝え悩んだ末移植を決意しました。手術は困難でしたが何とか成功しました。幸いにも順調に成長していきましたが。ある時移植していた心臓に拒絶反応が出現しまたピンチに陥りました。ところがその医師はその子のもともとの心臓は取り除かずそのままにして成長を待っていたのです。今度の手術は移植心を取り除き、元の心臓の形成を行い奇跡的の病気を克服しました。めでたしめでたし・・・・  どうですか?この番組を見て。皆さんは感動した!すごい医者だ!と思ったかもしれません。(続く)

 

投稿者: ゆかわクリニック

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